サムス・アランを全力で調べてみた。

この方がサムスアランさんです
ここからが調べたレポートです
プロフィール フリーのバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)として活躍している。『II』の取扱説明書によると、パワードスーツ着用時の身長は190cm、体重は90kg。スターシップを一隻所有しており、毎回新しいものを購入して乗り換えている模様。

戦闘時はビームやミサイルをはじめとするさまざまな武器を搭載したパワードスーツを着用している。パワードスーツはサムス専用で、機能不全などの例外を除けばサムスの意思以外では着脱も不可。『フュージョン』ではXの侵食時にそれが仇となり、命の危機に晒された。スーツ着用中は精神を集中させている状態であるため、スーツが特に必要のない場合はスーツを脱いでいる事がある。

生身の姿は金髪碧眼の地球人女性であるが、素顔及びスーツを脱いでいる姿を他人に見せることはほとんど無く、基本的にゲームプレイ中に素顔を見ることはできない。しかし、ゲームクリア時のクリアタイム、アイテム取得率などにより、エンディングなどにおいてご褒美としてサムスの素顔およびスーツを脱いだ全身像を見ることができる。また、『プライム』シリーズでは時折目と鼻をバイザーの内側の反射によって見ることができる生身の姿は、『フュージョン』まではヘソ出しのノースリーブとビキニ、もしくはホットパンツを着用し、髪型はポニーテールだったりそれをほどいたりしており、前髪もオールバックであったりとバラつきがあったが、、『ゼロミッション』以降に発売されたソフトでは全身タイツ風の青色スーツを着用し、髪型は寝かせた前髪とポニーテールで目は切れ長、といったデザインに統一された。なお、髪をほどいた姿の設定も無くなったわけではなく、『ゼロミッション』におけるエンディング後に表示されるイラストなど私的な場面ではほどいている様子が見受けられる。『アザーエム』で描かれた銀河連邦所属時代(同作の設定資料では15~17歳ごろとされる)はショートヘアであった。

『スーパー』の公式ガイドではキム・ベイシンガーがイメージに挙げられているが、後に『フュージョン』での雑誌インタビューによるとこれも明確ではなく、実際には誰がサムスのイメージに当てはまるか思い当たらず、顔はシャーリーズ・セロンのイメージで、全体としてはナタリー・ポートマンをやや意識していると答えられている。

人物像
普段は男勝りで強気な口調で話し、『フュージョン』の独白では「普段は女性扱いされることはあまり好まない」とも言っており、事実『アザーエム』では女性だからとしてか弱く見されるではという不安が自身の過去と共に強がりを見せる要因だったと語っている。

しかし、本質的には母性の強くて優しさや慈しみを持つ性格であり、柔らかい顔立ちをしていながらも凜々しい目つきという表情からもそれが伺える。実際に『II』では、全滅の指令を受けていながらも、自分に懐いてきたベビーメトロイドを殺すことができなかった。特に実親やそれに当たる存在を幼くして失っていった過去から「家族」に対して強い思い入れがあるようで、ベビーメトロイドを殺害された際に凄まじい怒りを見せている。

また、悲惨な過去を送ってきたことから自分の弱みを表に出すことを嫌うとともに、優しさゆえに精神的な脆さを見せることが度々あり、『マガジンZ』の漫画版では青年期に育ての親であるオールドバードら鳥人族たちやマザーブレインとの衝突が描かれた。『アザーエム』で描写された連邦軍時代では更にその傾向が強く、捻くれ者といえるほど常に強がりを見せて意地を張り、アダムからの命令に快諾する際は他のメンバーがサムズアップでサインする中、彼女のみはサムズダウンで応えるというのが常であった。それを笑いながら優しく見守る仲間たちの意図も理解しきれず衝突しており、サムスは当時を「私は幼すぎた」と回想している。

現在では冷静沈着な面を見せることが多く、実際にも強靭な精神力が無ければ装着できない伝説のパワードスーツを装備できるだけの心の強さを持つ。だが、これもまた現在も持つ優しさゆえの脆さを自ら抑えるための振る舞いという面もあり、命令を無視してのベビーメトロイドの保護やその死に対する怒り、『アザーエム』のストーリー各所の描写からも、あくまで豊かな感情を抑えた上での冷静だということが伺える。

例外はあるものの、基本的には他者の指図を受けることをあまり好まず、そのためフリーのハンターという体系をとっているということが『フュージョン』作中におけるサムス自身の独白から判明している。『コラプション』においては信頼関係にあるデーン提督とのやり取りも素っ気ない反応をすることが多いが、デーン提督も彼女を理解しているようで、ミッション終了後そのまま去るサムスに無言で敬礼していた。

来歴
幼い頃、サムスは父のロッド・アラン、母のバージニア・アランと地球人のコロニーK-2Lで暮らしていたが、3歳のころに突然のリドリー率いる宇宙海賊(スペースパイレーツ)の攻撃によって両親はともに死亡してサムスのみが唯一生き残った。

その後、サムスは襲撃直前に訪れてきていた鳥人族の一行が救難信号を受け引き返して来たことによって救出され、彼等に引き取られる(実はリドリーは鳥人族たちを追跡して来た際にK-2Lを発見し襲撃したため、彼らがサムスを引き取ったのはそのことによる自責の念もあった)。鳥人族は自らの住まう惑星ゼーベスの環境が非常に厳しいため、それに適応させるためにサムスに鳥人族のグレイヴォイスのDNAを移植。戦闘技術を教え込み、彼女専用のパワードスーツを与え、種族としての滅亡が近づいていた自分たちのかわりに銀河の平和を守る守護者としての使命を与えた。その後サムスが14歳のとき、ゼーベスがスペースパイレーツと裏切ったマザーブレインに占拠され、再びサムスは故郷と家族を失うこととなった。

その後のサムスは、一時的に銀河連邦軍に所属していた。この頃の部隊長および上官がアダム・マルコビッチであり、厳しく接しつつも優しく見守る彼には父親同然の敬意と信頼を抱いていた。また、同僚であるアンソニー・ヒッグスたちからも単なる戦友を超えた妹同然の間柄として見られており、絶対的な信頼・友好関係が構築されていった。だが、あるミッションにてアダムと仲違いすることとなり、軍を抜けることとなった。

その後のサムスは、上記のように指図を受けることを嫌う性分からどの組織にも所属しないフリーの戦士として活動する道を選ぶこととなる。こうしてサムスは、アウトローの賞金稼ぎという一面を持ちながら、銀河の平和の守り手として戦う戦士になったのである。

フュージョン』でクリアボーナスとして見ることの出来るイラストでは、サムスの成長の様子を見ることが出来る(『マガジンZ』において作画を担当した石川堅二によるもの)。

装備・能力
パワードスーツ
鳥人族(チョウゾ)の外骨格を基にサムス・アラン専用に改良された鳥人族製のパワードスーツ。装備者と生体的に融合するバイオ素材からなる鎧とヘルメット、そしてビームとミサイルを打ち分ける右腕部のアームキャノンが特徴。鳥人族が過去に使用していた甲冑をモデルにデザインされているとされる[2]。

スーツはエネルギーシールドによって、敵の攻撃に耐えうるには十分な防御力を誇り、敵やコンテナ類を破壊した際に発生する残存エネルギー(エネルギーボールなど)を入手することで、スーツを自動的に修復できる。また基本的な生命維持装置や数種の防御機能を備えており、水中・宇宙空間などでの活動も可能なほか、モーフィング機能により球状フォーム・モーフボールに変形して、狭い通路にも侵入できる。更に、モジュール機能により、ビームやミサイル等の新たな武器、戦闘用バイザー、その他の特殊能力およびタンク類を追加することで、より強化できる。モジュール機能は鳥人族の装備だけでなく、銀河連邦など他の文明製装備の追加もでき、更にはルミナスのエネルギー転送モジュールも「未解析テクノロジー」とされながら一応取り込めたことから、よっぽどなオーバーテクノロジーでなければなんでも追加できる模様である。

鳥人族のテクノロジーによって作られたパワードスーツは(鳥人族の遺伝子を与えられた)サムスの意思にのみ反応して自由に着用・着脱が可能だが、スーツと融合する際には強い精神力を維持する必要がある。惑星ゼーベスに存在した大軍神が守る伝説のパワードスーツは、それを着用するに相応しい者かという試練を使用者(サムス)に与えるためで、サムスの戦士としての精神があってこそ初めて使用できるものである。それは逆に、自分の意思以外での着用・着脱ができないため装着したまま意識を失うと誰も外すことができず、『フュージョン』のプロローグではこれが災いして命にかかわる事態を引き起こしてしまった。また、サムスであっても心の乱れが生じると融合を維持できずに解除されてしまうことがあり、『アザーエム』では復活したリドリーと対峙して過去のトラウマが蘇った際にはスーツが解除され、死を覚悟したアダムを止めようとした際も動揺から正常に装備できなかった。

最初に惑星ゼーベスマザーブレインを破壊した後、スーツを解除した状態でスペースパイレーツによりスターシップが撃墜され、スーツも失われる。だが、鳥人族の遺跡の奥で大軍神の試練を乗り越え、伝説のパワードスーツを取得、しばらくはそのスーツで活動をする。しかし、メトロイド絶滅後の調査のために再び惑星SR388へ向かった際に寄生生命体「X」にスーツごと体内を侵食され、治療のために第2の皮膚とも呼べるスーツは切り取られていき、パワードスーツの形は大きく変貌することになる。

全作品において、モジュール機能による装備追加がゲームを進める上で探索の幅を広げる重要な意味を持ち、ダメージを軽減させたり、溶岩・水中で自由に動けるようになったり、空中でジャンプできるようになったり、壊せなかった物質が破壊できるようになったりと、特定の環境に対応する能力が備わっていく。基本的に鳥人族の開発した装備を取り込むが、かつて交流のあったルミナス族やブリオニアン族などの残した各種装備、銀河連邦が開発したスーツやミサイル、データ化された装備やワクチン、スペースパイレーツの開発したバイザーシステムやスーツ、他のバウンティハンターが使用していた異質テクノロジーの武器及び古代種族アレンビック族が残した究極の兵器でさえ追加できたことから、よほどのオーバーテクノロジーでない限り、セーフティスキャンは問題なく装備の追加が可能らしい。

高性能のパワードスーツを装備したサムスの戦闘能力は他の生物、種族らと比較しても群を抜いて強力である。しかし、鳥人族の遺伝子を持つとはいえ本来はひ弱な地球人種なので、スーツを装備していない状態では普段なら雑魚として蹴散らすことのできるパイレーツ一体すら倒せなくなってしまう。

パワードスーツを装備していない状態のサムスはゼロスーツという。この名称は『大乱闘スマッシュブラザーズX』にてスーツ無しサムスが「ゼロスーツサムス」という名称で登場したのが初だが、後には坂本賀勇ら原作の開発スタッフサイドもこの呼称を使用しており、公式なものとなっている[3]。

ノーマルスーツ
パワードスーツの最も初期の状態。
基本的な防御機能と生命維持装置はあるものの、敵から受けるダメージや自然環境への耐性が備わっていないため、必要最低限の行動しかできない。
伝説のパワードスーツ
チョウゾディアの遺跡の大軍神による試練をクリアすることで手に入れたスーツ。従来のスーツよりも能力の拡張性が高く、ノーマルスーツでは使用不可能なグラビティスーツ、スペースジャンプ、プラズマビームの能力を起動させることができる。また、バリアスーツ以上のスーツで肩パッドが追加されるようになるのもこのスーツの特性である。
『ゼロミッション』で初登場するが、同作品では第1部のスーツと伝説のパワードスーツとではデザインが異なり、後者のスーツデザインが他作品のスーツと同様のものとなっているため、おそらくこれがサムスにとって根幹的な装備であり、時間軸的に後のシリーズでは伝説のパワードスーツを入手したという前提でストーリーが進むものと思われる。
フュージョンスーツ
フュージョン』で登場したスーツ。
寄生生命体「X」に寄生され、命を落としかけたサムスがメトロイドワクチンにより一命を取り留めたと同時に、パワードスーツも影響を受け、「X」を吸収可能な体質へと変化した状態。全体的に水色の膜で覆われており、所々黄色のアーマー部分が露出しており、外観をそのまま見ると筋骨隆々な印象を与える。バイザーの形状も少し変形しており、ラバースーツのようなやわらかい素材という印象も与えている。アームキャノンは構造が変化している。背部は、メトロイドの核を模した3つの球体がある。
従来のスーツに比べ身軽な動きが可能だが、メトロイドの体質を受け継いだため寒冷地帯ではダメージを受けるなどの欠点がある。これはスーツのバリア化、グラビティ化で克服可能ではあるが、装甲が薄いためか物理的ダメージにかなり弱く、受けるダメージは群を抜いて高い。現にエネルギータンク1個分ダメージを受けるほど攻撃力の高いザコ敵がいる(ゲーム中取得できるエネルギータンクの数が計20個と他作品より多いためともとれるが)。
スーツの色は初期は水色で、バリアスーツを入手すると黄緑、グラビティスーツを入手すると赤紫になる。最終局面で、万全の状態のサムスに擬態した「X」であるSA-Xを吸収したためか、スーツは元のパワードスーツと同じオレンジ色になる。それと同時にサムスの体質も元に戻り、アイスビーム能力が使用可能になる(『ゼロミッション』公式サイトでのFAQより)。なお、このオレンジ色のグラビティスーツでは一撃でエネルギーを1にされたオメガメトロイドの攻撃にも耐えているため、防御能力はかなり高いと思われる。見ようによっては切除された伝説のパワードスーツを着込んでいたSA-Xから伝説のパワードスーツそのものを回収したとも取れる。
『プライム』でもある条件を満たした上でGBAケーブルを使い『フュージョン』と通信するとフュージョンスーツで冒険することが可能。スーツのカラーはパワーアップ状態に応じて上記のように変化し、フェイゾンスーツの場合は最終決戦時のようなオレンジ色になる。ただし、あくまで衣装変えなのでゲーム中での能力が変わるわけではない。
バリアスーツ
ノーマルスーツ及びフュージョンスーツをパワーアップすることができる装備で、ノーマルスーツに比べ、敵から受けるダメージは2D作品では1/2に、『プライム』では90%に軽減され、さらに耐熱・耐寒機能が追加された事により、高温・低温環境下や、特定の有毒液内での行動が可能となっている。『II』では移動スピードが上昇し、『フュージョン』ではアイスビームで凍らされることもなくなる。しかし、溶岩のような極度の高温や、毒素、フェイゾン放射線などは耐性が無く、ダメージを受けてしまう。
『II』以降は『フュージョン』以外の全てのゲームパッケージに使用されているデザインであり、また『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズのサムスもこのデザインのため、サムスといえばこのバリアスーツを装備した姿が最も有名であると言える。
グラビティスーツ
バリアスーツよりさらにパワーアップする事ができる装備。液体からうける抵抗を無効化し、水中などで自由な行動が可能となり、『プライム』では水中での視界が鮮明になる。「グラビティ(gravity:重力)」という名前のとおり重力制御能力があることが『スーパー』の説明でなされており、『アザーエム』では後述のようにこの設定が反映されている。防御機能も向上しており、敵からのダメージは2D作品では1/4に、『プライム』では80%まで軽減される。ただし、強酸性の液体に対しては耐性が低いらしく強酸液の溜まりに侵入するとダメージを受ける。『アザーエム』では液体の抵抗だけでなく、超重力を無効化する能力を持つ(ただしスーツへの重力のみが対象で、ミサイルは発射後に墜落してしまい使用できない)ほか、イベントシーンでは施設から宇宙空間に外気もろとも吸い出されそうになった際に自身にかかる重力を増幅して持ちこたえる場面がある。スーツの配色は、2D作品では紫がかったピンク色に、『プライム』では青紫色になりバイザーは青色に変化し、『アザーエム』ではほとんどバリアスーツと同じ配色だが発光部分のみピンク色になる。
2Dアクションシリーズ版では耐熱機能も向上し、溶岩内でもダメージを受けない。『スーパー』では溶岩内では抵抗があるのか走ることが出来なかったが、『フュージョン』ではその点も改善された。
なお、『アザーエム』でも開発途中までは2D作品のように全身ピンク色だったらしいが、坂本賀勇が「後半のシリアスな場面でピンク色はおかしい」と指摘したため、見栄えとキャラクター設定の妥協点として前述のような配色となったエピソードがある[4]
フェイゾンスーツ
『プライム』で登場したスーツで、高濃度のフェイゾンがパワードスーツに浸透し、スーツがフェイゾンに対する耐性を得たものである。ただし非常に濃度の強い赤色フェイゾンには対応していない。防御機能も向上され、グラビティスーツのそれを上回る50%の軽減効果を持つ。スーツの色は黒に、バイザーは赤色に変化する。
スーツそのものに機能が追加されたわけではないため、外部からの影響でフェイゾンが取り除かれるとスーツは元に戻ってしまう。
ダークスーツ
『ダークエコーズ』で登場したスーツ。ルミナス族が開発した、ダークエーテルの大気から受けるダメージを軽減する特殊スーツ。カラーリングは黒に近い濃い茶色をベースとしており、バイザーはオレンジ色である。また、バリアスーツのときは球状だった肩のパーツが円盤状になっているなど形状も変化し、全体的に生物的なデザインになるのが大きな特徴である。防御機能は変化無く、強力なダークエネルギーには耐性がない。
このスーツの開発によってルミナスはダークエーテルで行動可能になったという設定・記録があるが、ダークエーテルにあるルミナスの遺体はいずれもスーツを着けている様子がない。また、スペーズパイレーツログによると、パイレーツたちもダークエーテル活動用スーツを開発したらしいが、こちらはダークビームの際とは異なり、コピーではなく独自に開発したものらしい。
ライトスーツ
『ダークエコーズ』で登場したスーツでルミナス族製の聖なる鎧。イングとの最終決戦に向かうサムスに対し、ルミナスの長老U-Mosが取り戻した惑星エネルギー(エーテルの光)から作り出した。エーテルの光により、ダークエーテルの大気、ダークウォーターやダークエネルギーなどのダメージを完全に無効化する。また、四つの聖堂を繋ぐワープ装置や、エーテルの各所にある光の柱のようなワープ装置を利用できるようになる。ダークスーツ同様、防御機能は同じ。
カラーリングは全身が白銀色で、バイザーは青色になる。バリアスーツ・ダークスーツとは形状も大きく変化しており、かなりほっそりとしたシャープなシルエットとなり、胸元に光を放つ大きな4つの菱形状の点など、彫像のようなデザインが特徴となっている。エンディングの描写を見ると、ルミナスの危機を救った後は、他のエーテルで手に入れた装備と共にルミナスへ返却したようである。
PEDスーツ
『コラプション』に登場。PEDとは銀河連邦が開発したフェイゾン強化装置(Phazon Enhancement Devices)の略で、フェイゾンを使用して装備者の戦闘能力を飛躍的に増大させる機能を持ち、このPEDをパワードスーツに装着したスーツがPEDスーツである。タンク一つ分のエネルギーを消費して一定時間フェイゾンを利用した強力な攻撃が可能な「ハイパーモード」になる事ができる。ハイパーモードの詳細については後述。従来のスーツと比較して肩幅などがかなり小さく、逞しさが抑えられたスリムな体型が特徴。
本来は稼動用のフェイゾン貯蓄タンクを装備して使用する装備なのだが、ダークサムスの攻撃を受けて昏睡状態となったサムスが体内でフェイゾンを生成する能力を得たことが判明したため、パワーアップになると判断した銀河連邦側が昏睡状態のまま取り付けた。後にサムスのフェイゾンが洗脳目的に植えつけられたものと判明した後は、完全に精神を汚染されそうになった際にフェイゾンを強制排出することでサムスを守る役割を担うことにもなった。ゲームが進んでサムスの「フェイゾンレベル(汚染)」が進行していくごとに、少しずつスーツが青色に変化したり、外観にフェイゾンの青い光が浮かび上がるようになる。
ハザードシールド
『コラプション』に登場。パイレーツ製の装備で、肩と背中にアーマーが付き、有害物質を感知すると直接接触を防ぐフィールド膜を装甲表面に展開する。ブリオジェルやアシッドレインによるダメージを完全に無効化することができる。フィールド膜の展開中はスーツが輝く。
ビーム サムスの最も基本的な武器。大抵は弾数無制限だが、例外として、『ダークエコーズ』の三つのビームと、『ハンターズ』の六つのビームは、弾数制限があり、発射にはビームアモを必要とする。

パワービーム
初期装備のアームキャノンから、サムスの生体エネルギーを変換して発射するビーム。威力は差ほど高くないが、連射性能に優れ、1秒間に約9発の速度で連射が可能。威力が低い所為か、ターゲットに対してパワービームの効果がない場合は、ビームが跳ね返される。
生体エネルギーが元のため、自然界のエネルギーが通用しないチョウゾゴーストなど霊的な存在に対してもダメージを与えることが可能。また『ダークエコーズ』では、ライトの敵にもダークの敵にも等しくダメージを与えられる。
パワードスーツに標準装備されている、サムスのもっとも基本となる武器。名称が登場したのは『プライム』だが、ビームの性質から考えると他のシリーズで「ショートビーム」・「ノーマルビーム」と呼ばれるものはこのパワービームに該当するものと思われる。
ロングビーム
初代、『ゼロミッション』の初期装備のビームが画面端まで届くようになるビーム。威力も上がる。他の作品では初期装備となっている。
スペイザー
『II』および『スーパー』で登場。ビームを三発同時発射できるようになる。『プライム』でのウェイブビームとは逆に威力は上がる。また、一部の地形を貫通できる。
スペイザーの和訳は『波動』という意味。
ワイドビーム
フュージョン』のみに登場。ビームを三発同時発射できるようになる。スペイザーと違い、ビームはリング状になって飛んでいく。一発辺りの威力はノーマルビームと同等である。
チャージビーム
『スーパー』から登場。アームキャノン内にビームのエネルギーをチャージして出力を上げ、より強力なビームを発射する機能。通常状態のビームでは歯が立たない敵に対しても、チャージした状態ならミサイル同様、ダメージを与えられる。なお、ロングビームと同じく、基礎となるパワービーム自体の威力も強化する作品もある。一部の作品では、至近距離でチャージビームを敵に当てると通常の数倍のダメージを与える事が可能。また、チャージした状態でザコ敵に体当たりするとダメージを与えることができる(チャージアタック)。しかし、チャージビームすら効かない敵やチャージ1発で倒せない敵では、こちらがダメージ・相打ちとなってしまう。
『スーパー』『アザーエム』のみ、チャージした状態でモーフボール化すると、一度に五発のボムを周囲にばらまくポップンボムと言う技も使用可能となる。
『プライム』でも登場。ビームエネルギーをアームキャノン内部で凝縮し、破壊力を増幅した上で一気に放出するという設定で、パワービームの場合は着弾時に小爆発を起こす。チャージする時間の長さによって破壊力が違うため、フルチャージしないと、最大値の攻撃力を発揮できない。チャージ中は、小型の回復アイテムを引き寄せて回収する事が出来る。
ウェイブビーム
2Dアクションシリーズ版のウェイブビームでは、壁を通り抜けて敵にダメージを与える。ビームで破壊出来るブロックも貫通し、ビームの連射をすることなく一発で抜け道を造り出したり、一部のシャッターを裏から開けたりする事が出来る。『アザーエム』では透明または半透明の素材のみ貫通可能。初代、『2』、『スーパー』では二つのビームが波を描いて飛んでいたが、『ゼロミッション』ではスペイザーやワイドビームと同じく、三発同時に発射する。ビーム自体の威力も少し上がる。初期の作品では、波動ビームと呼称されていた。
『プライム』でも登場。超高電圧の電流に指向性を持たせて発射する電気属性のビームで、3つの弾を同時に撃つので攻撃範囲が広く、簡易的な誘導性能もあるので命中精度はかなり高い。一方で、ビームを3本に分割させているので、1本分のパワーはパワービームに比べ弱くなっているという欠点がある。チャージする事により、ビームを一本に収束させて爆発する電撃弾にして発射し、この攻撃を受けた敵はしばらくの間、感電し身動きができなくなるため、上手く使用すれば敵をハメることが可能。電気によるエネルギーシールドを突破でき、機械の敵に対して有効である。また、パワーコンジットという電気装置への電源供給も可能。アームキャノンは両横に開く。
アイスビーム
超低温エネルギーの弾を発射する氷のビーム。鳥人族が医療用に開発した技術を兵器に転用したもので、ビームに当たった敵を凍らせ、動きを止めることが出来る(空中で凍らせた敵が落下しないため、アイスビームにより凍った敵は超低温により、空間から切り離されているのではないかと推測されている)。
幼生メトロイドを凍らせることができ、凍らせた上でミサイルを撃ち込んで倒す、というのが定番である。また先述の通り、空中の敵に当てると動きが止まり、なおかつダメージ判定もなくなるので、敵を足場にできるようになる。「凍らせた敵で新たなルートを開拓し、あるいはアイテムを取得する」というのもシリーズ定番となっている。
『プライム』でも登場。高周波の電磁波で負の温度化がされた電子粒のビームで、当たった敵を凍結させ、暫くの間その自由を奪う。凍りついた敵(一部を除く)は空中でも固定され、ミサイル攻撃で粉砕することができる。単発では後述のプラズマビームより威力が高く、高温地帯の敵に有効だが、弾速は遅く、連射性能も悪い。アームキャノンは縦に開く。
プラズマビーム
2Dアクションシリーズでは、入手出来るビームの中では最強の威力を誇る、鳥人族が封印していたビーム。高エネルギーのプラズマを照射し、あらゆるものを一瞬にして核融合で爆縮させる。敵に対して高い貫通性能を持ち、複数の敵を攻撃することが可能で、さらに他の武器では全くダメージを与えられない一部のパイレーツやSA-Xの硬い装甲を貫きダメージを与えることができる唯一の武器。しかしスーツに負担が掛かるためかスペイザーとの併用が出来ない。そのかわり、ウェイブビームやワイドビームとは併用でき、『スーパー』では二発同時、『フュージョン』『ゼロミッション』では三発同時発射が可能だった。
『プライム』シリーズでも登場。荷電粒子を活性化させた、超高温エネルギービームで、敵を炎上させ、その間ダメージを与えることができる(ダメージ量は、発火している時間に比例)。貫通能力は無く、有効射程は短いため遠くの敵を攻撃することはできないが、高い威力と連射性を併せ持つ。また、チャージすると着弾時に爆発し広範囲を巻き込むプラズマ火球を放ち、リーチも増加する。氷を溶かせるほか、低温地帯の敵にも有効。アームキャノンは正面に伸びる。
『コラプション』でも登場。バウンティハンターゴアが使用する物を入手することとなる。チャージによるプラズマ火球や発火効果も健在である。耐熱性の低い金属や氷塊などを融解させる事が可能。また、金属の溶解を利用し、回路類の溶接を行うこともできる。チョウゾ製より威力が劣るものの、パワービームに熱能力を追加した形になるため、連射能力・弾速はそのまま受け継がれている。アームキャノンは縦に伸びる。
フェイゾンビーム
『プライム』から登場。パワードスーツがフェイゾンスーツへと変異した際に、アームキャノンにも影響を与えた結果誕生した武器で、フェイゾンをビームに変換することで、強力なフェイゾンエネルギーのビームが発射できる。ただし、チャージビームやミサイルとのコンボは不可能で、外部からフェイゾンエネルギーを吸収可能な状況でのみ発射可能となっている。ゲーム中ではラストボスであるメトロイドプライム(ヘッド)が攻撃時に生み出すフェイゾン溜まり(フェイゾンプール)に入り、ビームに変換することで発射可能となる。発射可能状態では、攻撃ボタンを押している間に断続的にビームを照射し続ける。
『ダークエコーズ』でも装備ではないが登場。ダークサムスが攻撃時に放つ拡散フェイゾンビームを、チャージビームで吸収することで単発弾が発射可能。
いずれも高威力なビームで、あらゆる攻撃に耐性を持つメトロイドプライムダークサムスに対する唯一の攻撃手段となる。
『コラプション』では、後述するハイパーモード中にフェイゾンを用いたビームを使用できる。
ダークビーム
『ダークエコーズ』で登場。ルミナスが製作した兵器で、惑星エーテルの平行世界ダークエーテルに充満するフェイゾンに類似したエネルギー「ダークエネルギー」を使ったビーム。元々ルミナスはイングとの戦いのために作ったのだが、イングらに対しての効果は薄かったため、後にライトビームが作られた(ライト属性であるルミナス達は、ダーク属性の攻撃で多大な被害を受けていたためこのような間違いが生じた)。
使用時にダークアモを消費し、全体的にアイスビームに似た性質を持つ。通常弾は高威力だが弾速の遅いガス状の弾を発射し、ゆっくりとだが一応連射も出来る。チャージするとアモ5発を消費して威力や攻撃判定、弾速が増加したエンタングラー(entangler:「纏わりつくもの」の意)を発射、当たったライトクリーチャーに纏わりついて凝固・麻痺させてしまい、この状態の敵にミサイルを当てると一撃で倒すことができる。ダークビームはダーク属性の武器だが、スナッチされたダーククリーチャーは元はライトクリーチャーであるため、エンタングラーで麻痺させられる。さらにアームキャノンは縦に開く。
スペースパイレーツは基地建造のためルミナスの遺跡を探索中に発見し、リバースエンジニアリングしてコピー品を製造、フェイゾン採掘のためダークエーテル行きのポータルを開くのに使っていた。だが、純正品よりもエネルギー効率がはるかに悪いらしく、使用のたび基地の電力の大部分を注がなくてはならなかった(ある隊員にいたっては「トイレの電源まで切れて困る」とログに書き残している)。また、これ以外にもイングにスナッチ(憑依)されたパイレーツの装備や原生生物のビームも、スナッチの影響でダークビームとほぼ同種のものに変異した例が多数確認できる。
なお、ダークビームを含めて『ダークエコーズ』に登場するビームは弾数制限があるが、使用しないとクリア不能な場面も登場するため、アモ数が0になった際はチャージすることで通常状態のビームを発射することが可能となっている。
ライトビーム
『ダークエコーズ』で登場。ダークビームの失敗とともにライトエーテルではイングが生存不能と知ったルミナスが製作した武器で、ライトエーテルの惑星エネルギーである通称「エーテルの光」を模したビーム。そのため、光子などのビームではない。
ライトアモを消費して発射し、プラズマビームに似た性質を持つ。通常ビームでは七色に光るレーザー状のビームを放ち、射程は短いが、高熱特性に加え、高い貫通能力と連射性を有する。チャージするとライトアモ5発の消費で、無数の光弾を拡散発射するライトブラストを放ち、こちらはリーチも長い。ダーククリーチャーに有効で、ライトブラストの場合はダーククリーチャーをロックオンした場合は一旦ばらけた弾が対象を追尾していく。
アナイアレイタービーム
『ダークエコーズ』で登場。ルミナスがライトビーム以上の武器として開発していたビームで、ダークとライトの両エネルギーを反発させることなく融合させて発射する。ルミナスは自分たち最強のメカノイド(ロボット兵器)クアドラアクシスに搭載したのだが、機械へのスナッチを成功させたイングに丸ごと奪取されていた。また、ライトとダーク両エネルギーの性質以外に音波成分を含むため、音や振動・衝撃波のビームという側面もある。
ダークとライト両アモを使用し、部分的にウェイブビームに似た面を持つ。ダークとライトの混合ビームのため、全ての敵に等しく有効となる。パワービームと同等の連射能力に加え、ロックオンを不要とし自動的に敵を追尾するホーミング能力を有しているが、これはロックオンと別に機能するため意図しない方向に飛んで行ったり、気づかなかい敵にあたったりもする。チャージすると各アモを5発ずつを消費して、ホーミング機能を失う代わりに、弾道上の敵にもダメージを与えるディスラプター(Disruptor:「粉砕するもの」の意)を発射できる。上記の設定のため、音波を利用したシステムの操作も可能である。
『アナイアレイター(annihilater)』とは、「対消滅させるもの」という意味である。
ノバビーム
『コラプション』に登場。高周波粒子を集束させたエネルギービーム。元はスペースパイレーツがフェイゾン鉱石の採掘に使用していたもので、ビーム照射を用いた採掘装置に搭載されていた。これは鉱脈に存在する非常に硬質なフェイゾンの鉱物フェイザイトが、分子構造から特定周波エネルギーがすり抜ける特性を持つためである。ビームの見た目は、鮮やかなグリーンの光線である。
前述のように、あらゆる武器を遮ってしまうフェイザイト装甲の背後にある物質に直接影響を与えることができる。同じく特定の物質を透過するXレイバイザーと併用することで壁の向こうのスイッチの起動や、フェイザイト装甲内の敵急所の狙撃などができ、より高い性能を発揮する。さらにパワービームの連射能力やチャージビームへの対応、プラズマビームの高熱特性も継承しており、ノバビーム自体の攻撃力もプラズマビームよりもさらに高いなど、汎用性に優れている。アームキャノンは横に伸びる。
ディフュージョンビーム
『アザーエム』に登場するビームの拡張機能で、チャージビームが着弾時に爆発・拡散し、攻撃判定のあるエネルギー波を広範囲に撒き散らす。密集した敵を効率よく攻撃できるようになるほか、敵でなくとも障害物や壁に当たっても爆発が生じるため攻撃が当たりやすくなる。
ハイパービーム
『スーパー』でのマザーブレインとの最終決戦時に使用可能となるビーム。虹色の光線を発射し、発射時はサムス自身も虹色に輝く。本来は『スーパー』において復活・強化されたマザーブレインの切り札だったが、ベビーメトロイドマザーブレインから吸収し、サムスに与えたハイパービームのエネルギーとベビーメトロイドを殺されたサムスの怒りが融合した事で得ることができたと思われる。
常にチャージ状態からの発射となり、極めて威力が高いビームを連射出来る。プラズマビームとウェイブビームの性能も併せ持ち、ザコ敵と地形の両方を貫通する。また、常時チャージ状態となる為、ビーム発射の直後にモーフボール状態になるとポップンボムが起動する。スクリューアタックが通用せず、プラズマビームやスーパーミサイルでさえ有効なダメージを与えることができなかったマザーブレインが悲鳴を上げてのけぞることから、シリーズを通してみても、サムスの武装の中で間違いなく最強の武器だと言える存在である。
『アザーエム』の回想ムービーに登場するものは、オレンジ色のビームに変更されている。
以下は『プライムハンターズ』で登場するビームで、ほかのキャラも使用できる。詳細はハンターズ#サブウェポンの項も参照。

ボルトドライバー
『ハンターズ』のみに登場。テラワット級の電撃弾を発射する武器。高い連射性能を持ち、弾速もパワービームより速い。チャージすると、威力の高い、ゆっくりと直線状に移動する空雷弾になり、着弾地点で炸裂して広範囲に攻撃できる。カンデンのみ、チャージ攻撃すると標的を追尾し、当たると電子機器に異常を引き起こし、画面が激しく歪む。
バトルハンマー
『ハンターズ』のみに登場。着弾地点で小範囲爆発するエネルギー弾を撃ち出す重火器系の武器。チャージは不可能だが、連射が可能。発射すると弧を描いて飛んで行く為、遠くには届かない。ウィーヴェルのみ、着弾時、広範囲に爆発し、敵を仰け反らせる。
ウィーヴェルがスペースパイレーツ所属であることや、弾が『プライム2 ダークエコーズ』の同組織が用いるギガタレットという固定砲座のものと酷似していることからパイレーツ製の武器ではないかと思われるが詳細は不明。
ジュディケイター
『ハンターズ』のみに登場。ほぼ絶対零度に冷却された特殊プラズマ弾を発射する低温のビーム。壁や床等に当たると反射する。連射性能は無いが、チャージで3発同時に発射できる。ノクサスのみ、チャージ攻撃すると周囲を攻撃する冷却フィールドを発生させ、当たった相手が凍結する。凍結の範囲は非常に短いが、ある事をすると、SF(シャドウフリーズ)と呼ばれる凍結範囲が向こうまで届く裏技があるが、これはバグを悪用した物であるため、Wi-Fiなどではあまり好まれない。
マグモール
『ハンターズ』のみに登場。発射して着弾すると、暫くの間地面を転がり、その後小爆発する火炎溶岩弾。連射性能は無い。チャージすると、着弾時に転がらず、すぐに広範囲爆発する。スパイアのみ、チャージ攻撃で、当たった敵を炎上させ、バーンダメージを発生させることができる。
大乱闘スマッシュブラザーズX』によると、スパイアの種族ダイヤモント族に伝っていた武器であるらしい。
インペリアリスト
『ハンターズ』のみに登場。高収束、高出力のズーム機能付レーザー光線。威力は非常に高く、ズームして頭部に直撃すれば相手を一撃で葬り去ることも可能だが、その反面、チャージは不可能で、連射性能も非常に低い。なので、遠距離からの狙撃に適している。なお、この武器を使用している間は、ズーム機能を使用することで命中率と威力を2倍に高める事が出来る。トレースのみ、静止時に、半透明になる。対戦で一番よく使われるウェポンでもある。
ショックコイル
『ハンターズ』のみに登場。高密度のニュートリノ体を連続で、尚且つ高速で直撃させる、銀河連邦の試作品の一つ。発射している間は相手を追尾する為、命中率が高く、尚且つ当て続けることで威力が増加するので、近・中距離では絶大な威力を誇る。武器の特性上、チャージは出来ない。サイラックスのみ、命中した敵から相手に与えたダメージ分体力を吸収する。
オメガキャノン
『ハンターズ』のみに登場。アレンビック族の武器。サムスが所持する従来の武器が一切効かないゴリアソウルが悲鳴を上げ、銃口を向けるとおびえて姿を消すほど。同時にゴリアソウルを倒すことができる唯一の武器で、威力は非常に高いが、連射機能は非常に低い。アモは消費しないが、マルチプレイではひとつ取得しても一発しか使えず、アドベンチャーに比べ弾速が遅い。また、アドベンチャーではオメガキャノンの攻撃範囲にいる場合こちらは60のダメージを受けるのに対し、マルチプレイではアドベンチャーよりも広範囲に、敵味方問わず200のダメージを与えて一撃で葬り去る(マルチプレイでのハンターの耐久値の最大は199)。
究極の力の正体はラストボスであるゴリアそのものであり、オメガキャノンではない。
Ω(オメガ)は究極という意味合いもあるので、「究極の大砲」、「最後の大砲」という意味を持っていると推測出来る。
ミサイルランチャー アームキャノンに内蔵されたミサイルランチャー。ビーム攻撃が通用しない敵や地形に対して効果的な武器(ただし、一部の敵は通用しない)。強力だが、弾数制限がある。

『プライム』『ダークエコーズ』では、「ミサイル」に「チャージビーム」の効果を融合させたチャージコンボという合体攻撃によって、通常攻撃よりも強力な破壊力を生み出すことが可能。チャージコンボは基本的に単発型コンボと継続型コンボがあり、攻撃力が高い分ミサイルの消費量は多く、『ダークエコーズ』では同時にアモを消費するものもある。

ミサイル
アームキャノン内に内蔵された基本的なミサイル。2Dアクションシリーズでは直進して、着弾時に爆発を起こす。ビームより攻撃力が高く、残量に注意して使えばボスなど強敵との戦いで活躍する。また、レッドゲートシールドなどの特定の扉や障害物を破壊できる。
『プライム』シリーズでも登場。ロックオンした対象への追尾機能を持つ武器で、着弾時に爆発を起こし広範囲を巻き込む。ブリンストーンというの物質や凍らせた敵の破壊にも有効。
シリーズによって、最初から装備している時としていない時がある。『プライム』『ダークエコーズ』でも最初は装備していたが、『プライム』ではフリゲート艦から脱出する際に爆風に巻き込まれ破損、『ダークエコーズ』ではイングのスナッチで奪われ、他の装備と共に失っている。『アザーエム』では最初から所持こそしているがアダムの許可が下りるまで機能を一時的に停止させた。後に新たに入手するものは『プライム』は鳥人族製、『ダークエコーズ』『コラプション』は銀河連邦製である。
『プライム』と『ハンターズ』では、アームキャノンの先端が花のような形状に開き、『ダークエコーズ』と『コラプション』では、アームキャノン先端が四方に開く。『ハンターズ』では、サムスの得意武器となっており、サムスのみロックオン完了後に発射したミサイルは、敵を捕捉し追撃する。
『アザーエム』では他の作品と異なり回復アイテムが出現しない代わりに、「コンセントレーション」により任意で最大値までリロードが可能。また、名称が「ノーマルミサイル」と表記されている。
スーパーミサイル
ミサイル5発分の威力を持つ、非常に強力な武器。シリーズによっては画面全体を揺らす破壊力があり、その衝撃で敵が落ちてくることもある。その分弾数が少なく、回復アイテムも出にくい。グリーンゲートといった通常ミサイルでは壊せない仕掛けも破壊できる。『フュージョン』では通常のミサイルのバージョンアップ版として登場する為、通常のミサイルと同じ弾薬を使用する事が出来る。その代わりミサイル3発分程度の威力しかない。
『プライム』『ダークエコーズ』では、パワービームとミサイルと使用したチャージコンボとして登場。1発につき5発のミサイルを消費し、ミサイル6発分の破壊力を持つ。連続発射は不可能。ミサイルと同様に追尾性能を持ち、グリーンゲートのほか、コルダイトという強固な物質も破壊可能である。
なお、『ダークエコーズ』のものはルミナス製だが、図鑑説明でサムスが「何故か鳥人族のものと似ている」と不思議がっていたが、後に『コラプション』で両種族がかつて同盟関係にあったと判明したことから、技術交流も存在していたためと見られる。
『アザーエム』でも登場。ロックオン中にミサイルをチャージする事で発射が可能。
アイスミサイル
ミサイルに凍結化能力を付加させた武器で、ミサイルに当たった敵を凍結させる事が出来る。冷凍能力は高く、フルパワー状態のサムスのコピーであるSA-Xでさえ凍結させることができる。
フュージョン』では、メトロイドワクチンの投与によりサムスが冷気を弱点としてしまった為(後にバリアスーツを覚醒させた事により克服)、サムス自身がアイスビーム能力を覚醒する可能性は低いと考えた銀河連邦本部が、アイスビームに変わる武器として開発した。
ビームの切り替えが無い『コラプション』にも登場。『コラプション』ではアイスビームが無いため、敵を凍らせてからミサイルをあて爆砕するということができないが、アイスミサイルで凍らせてからビームを当てることにより粉砕することが可能。なお、冷気に弱い一部の敵を除いて、当たっても100パーセント凍るわけではなく、ある程度ダメージを与えてからでないと凍結しない。
ディフュージョンミサイル
フュージョン』に登場。アイスミサイルのパワーアップともいえるミサイルで、アイスミサイルをチャージすることで発動可能になり、爆風(冷気)を広範囲に撒き散らす事が可能になる。また、この能力をダウンロードするとミサイル自体の攻撃力も倍程度に増加する。ミサイルの形状は、『スーパー』のスーパーミサイルに酷似している。
銀河連邦本部はこのミサイルをサムスに与える予定はなかったのだが、何かの手違いで転送されており、サムスは何も知らずにこれをダウンロードし、活路を開いた。非常に特殊な手段を用いるとダウンロードを行わずナビゲーションルームへとたどり着くことも可能で、その際は特別な隠しイベントが発生する。
アイススプレッダー
アイスビームのチャージコンボ。ミサイル10発を消費して発射。アイスミサイルのように冷気を充填したミサイルを発射し、着弾地点から冷気が広がり、広範囲を凍結させる。威力はかなり高い。
ウェイブバスター
ウェイブビームのチャージコンボ。最初にミサイルを10発消費してその後1秒間に5発ずつミサイルを消費し、その間敵に強力な電流を浴びせ続ける。追尾機能があるため一度着弾すればロックオンしなくても連続してダメージを与えられ、相手の動きを封じて一方的に攻撃できる。
フレイムスローワー
プラズマビームのチャージコンボ。最初にミサイルを10発消費してその後1秒間に5発ずつミサイルを消費し、高温の火炎を放射し続ける。射程は短いが、火炎は敵を貫通するので複数の敵に同時にダメージを与えることもできる。火炎放射だけあって水中では使用不可。
シーカーミサイル
基本ミサイルで複数のターゲットを同時に攻撃する能力。照準を動かし、ターゲットに合わせると自動でロックオンされ、最高5つのターゲットに同時にロックオンできる。主に5つのデバイスに同時攻撃することで開くパープルゲートシールドの開放や、複数のターゲットを同時に攻撃するときに使用するが、同じ対象にミサイルを集中させて発射することも可能である。
ダークバースト
ダークビームのチャージコンボ。ミサイル5発とダークアモ30発を消費して発射。着弾すると球状の次元の裂け目を発生させ、周辺の対象を異次元に吸い込んでしまう。攻撃範囲が広く弾速も速いため、密集した数多くの敵を一掃するのに向いている。なお、敵を破壊するのではなく消滅させる攻撃なので、ダークバーストで倒した敵はアイテムを落とさない。
サンバースト
ライトビームのチャージコンボ。ミサイル5発とライトアモ30発を消費して発射。巨大な光弾を放つ。弾速が非常に遅いが、着弾すれば閃光とともに爆発して敵に大きなダメージを与える。ハンターイングが次元の狭間にいる時でもダメージを与えられる唯一の武器である。
ソニックブーム
アナイアレイタービームのチャージコンボ。ミサイル5発とライト、ダークアモを30発ずつ消費して発射。ソニックブームという名前の通り音の衝撃を発射し、着弾点一帯の対象を粉砕する。アモの消費量が激しいが、弾速は『ダークエコーズ』の武器の中で最も速くて発射した瞬間に着弾し、威力も非常に高い。
モーフボール パワードスーツのモーフィング機能により、球状に変形した状態がモーフボールで、狭い通路を通る事を初めとした、ボール状態特有の機能を使って、通常では行けない場所に行くための能力である。パワードスーツと同様、モーフボールの方にもモジュール機能があるので、装備を追加することで、さまざまな性能向上が可能となっている。ボール状態でのサイズは直径約1mで、鳥人像の手に丁度収まるサイズである。なお、古代鳥人族戦士には自身の柔軟な身体を丸めて球状する技を使う者がおり、それを模したのがこの能力だという[2] 。 サムスの能力の中でも特に謎めいたスペースパイレーツでも全く解明されない機構であり、パイレーツが形式のみを模倣したところ、背骨の粉砕骨折による死亡事故をまねいている。単なる形態変化ではなく、正面から見ると向こう側が透けて見え、モーフボールの隙間からエネルギー体のようなものが視認できる。原作者の坂本も、『プライム』シリーズを製作することになった開発チームやレトロスタジオのスタッフに「モーフボールの原理は説明しないでほしい」と告げたと語っている[5]。

モーフボール
パワードスーツのモーフィング機能によって球体に変化する、モーフボールの基本能力。なお、初代時、『スーパー』時の正式名称はそれぞれ「まるまり」、「モーフィングボール」である。アイテムとしては登場せず、最初から所持しているシリーズも少なくない。鳥人像以外にも、小型もしくはボール状の形態を利用した仕掛けを起動する際によく使われる。
ボム
モーフボールで丸まっている状態での攻撃手段。その名のとおり爆弾を置き、2Dシリーズでは機械仕掛けの爆弾、『プライム』シリーズではエネルギー爆弾、『アザーエム』では高エネルギーを封入したカプセルを同時に三つまで設置することができる。サムス自身は爆風を受けると軽く飛ばされる(ボムジャンプと呼ばれ、特定のルートを通る際には必須の技術となる)が、ダメージは受けない。爆風を地形に当てることで通常は他と区別がつかない破壊可能なブロックの種類を判別することができるので、隠しルート、アイテム等を探す際に重宝する。攻撃力は高くなく、用法から見ても戦闘には不向きだが、ボムが弱点、ボムしか効かない生物もいる。『スーパー』『アザーエム』ではビームをチャージした状態でモーフボールに変形することで周囲に5つのボムを撒くことができる(更にチャージすれば花火のように打ち上げる)。タロニック合金、サンドストーンという物質を破壊可能。またモーフボール同様、ボムがスイッチとなって起動する仕掛けも多い。海外版では、「morph ball bomb」と表記されている。
スプリングボール
ボール状態でもジャンプができるようになる。『II』以降の2Dシリーズで登場するが、『フュージョン』および『ゼロミッション』ではハイジャンプを入手することでこの能力が同時に使えるようになる。『コラプション』と『Wiiであそぶメトロイドプライム』ではWiiリモコンを上に振るとボムを使わなくてもボムジャンプの高さまで跳ねることができ(ただし『wiiであそぶ プライム』、『wiiであそぶ プライム2』では、ボムを取得しているときのみ、この能力を使うことができる)、この能力の名称がスプリングボールとなっている。
ブーストボール
『プライム』シリーズにのみ登場。モーフボールに加速機能を搭載するアイテムで、チャージすることで素早く移動できる。その推進力を生かして一部の敵には体当たり攻撃としても使える。また、ハーフパイプと呼ばれる半円状の地形では、加速して飛び上がった後の落下し着地した速度にさらにブーストボールによる加速を加える、という行動を繰り返すことで通常では届かない高い場所に移動することができる。また、ブーストを解放した瞬間に高速回転をするため、スピナー(回転で電気を起こせるモーター装置)などの回転が必要な仕掛けを解くこともできる。
スパイダーボール
ボールの表面から磁気を出し、壁や天井を伝い移動できる能力。『II』では全ての壁、天井に張り付くことができる。『プライム』シリーズではボールトラックという磁気を発生させる装置をはじめとした磁気を発する物体にのみ効果が働く。張り付いている状態でもボムジャンプなどは使える。また、『ダークエコーズ』『コラプション』では張り付いた状態でブーストボールを使用することで垂直に飛び上がることができるようになり、汎用性が増した。
パワーボム
ボムの強化型で、弾数が有限の強力な爆弾。セットしてから爆発までやや時間がかかるが、通常のボムとは比較にならないぐらいの破壊力を持ち、凄まじい爆風で画面全体という広範囲を攻撃できる。数の多い敵を一度に全て倒すときなどには便利な能力となる。ボム同様に爆風によって隠しルートの発見に利用できる上、広範囲の爆発なので非常に役に立つ。装弾数が非常に少なく、回復アイテムも出にくい。『スーパー』では爆風でボムジャンプができ、『フュージョン』では爆発した後の爆風が収束して、倒して擬態が解けたXを引き寄せられる。また、『スーパー』では特定のチャージビームと組み合わせることにより特殊な効果を発生させることが出来る。
『アザーエム』ではモーフボール中にボムをチャージすることで発動する。弾数は無限だが、使用後はしばらく再発動できない。あまりに高威力(アダム曰く「周囲の人間が一瞬で蒸発してしまう威力がある」)のため味方兵士や生存者を殺傷する危険性が高いとして序盤は使用を制限されている。
『プライム』シリーズにおいてはビームやミサイルを遙かに上回る破壊力を持ち、かつ一挙に広範囲を攻撃できる最強の武器である。2Dシリーズのものや通常のボムとは異なり、設置と同時に起爆する。ほとんどの敵に有効であり、本来なら特定のビームなどしか効かない敵ですらその耐性を無視してダメージを与えることができるという、圧倒的な威力を持つ。しかし総弾数は2Dシリーズ以上に少なく、使える場所は非常に限定される。また『コラプション』には登場しない。
イエローゲートシールドや、最高クラスの強度を持つ金属のベンデジウム・デンジウムを破壊可能。
バイザーシステム [編集]
主観視点である『プライム』シリーズのみに登場。視界を切り替えて様々な環境に対応する。コンピューターウイルスなどによってデータが狂わされた場合には再起動が必要となる。

コンバットバイザー
通常視界のバイザー。最もよく使うバイザーである。戦闘用のバイザーのため、戦闘に必要な情報が最も多く表示される。
スキャンバイザー
通常視界で敵、装置やその他さまざまなオブジェクトのスキャンが可能であり、その中で特に重要なデータはログブックに保存されいつでも見ることができる。またコンピュータにアクセス、ハッキングして装置を作動させたり、セキュリティを解除したりすることもできる。戦闘は不可能で、攻撃を行おうとすると自動的にコンバットバイザーへ変更される。
サーモバイザー
『プライム』で登場。
スペースパイレーツが開発したバイザーで、プロトタイプをダウンロードしたものをサムスが奪取した。元々はパイレーツが生み出した無機生命体「サーダス」の弱点を攻撃して力ずくで制御するために作られた(そのためか、3重バリアで厳重に保管されている)。
赤外線スペクトル(熱源)の感知でサーモイメージングの効果を得られる。そのため暗闇でも行動可能であり、透明化した生物も温度によって位置を認識できる。その性質のため、極度の高温地帯では非常に見づらくなり、場合によっては熱のために視界が一色に染まることもある。また、ビームタレットやドローンなどの機械系の敵は体温がないので、視認しづらい。
Xレイバイザー
『プライム』『コラプション』で登場。
スペースパイレーツが開発したバイザーで、元々は鳥人族のアーティファクト捜索部隊に支給されたもの。
X線によって透明な足場や不可視の敵などを確認可能。映像はレントゲン撮影写真のようなものが映る。地形がはっきりと認識できるため、やや薄暗い場所では役に立つ。また破壊できる壁を透過して見ることができる。そういった役割に特化した性能のため、遠くは見えず一部のものを認識しにくいという欠点がある。
『コラプション』ではサーモバイザーの特性も受け継がれている改良型が登場。透明な対象の確認だけでなく、相手の装甲に隠された弱点を見たり、赤外線の警報装置などをチェックしたりと、謎解きにおいては『プライム』よりも頻繁に使用する。さらに相手の弱点を透視しそれをロックオンすると、バイザーの中心がその弱点を自動でズームして狙撃態勢に入るモードが追加された。今作ではアームキャノン側もサムスの手の骨が透けて見える(しかし、何故か銀河連邦兵士など他の人間の骨格は見えない)。
ダークバイザー
『ダークエコーズ』で登場。
ダークエネルギーを感知して次元の狭間に存在する敵、物体を視認できる。あまりに強力なダークエネルギーを発する物体に対しては視界が白光化し、視認することができなくなる。視覚中央に来たときの不可視対象とロックオン対象のみが赤く見え、他の対象はモノクロでしか見えないので、特定の対象以外に対しては視認しづらい。
エコーバイザー
『ダークエコーズ』で登場。
音波を視覚化できる装備で、その名のとおりエコー検査のような視界が映る。特定の音波セキュリティを用いた仕掛けを解除するには必須となる。音でのみ物体を捕捉することが可能なので、アクティブ・ソナーのように常に周囲に音を発しその反響音を視覚化して周囲の地形を捉える。そのためダークバイザーでも視覚化不能な対象でも実体を持つものなら感知できる。ただし、色や模様などの視覚で判別しなくてはいけない要素が一切分からず、エネルギー波など実体の無いものも視認しづらい欠点も持つ。
コマンドバイザー
『コラプション』で登場。
サムスのスターシップを遠隔操作するバイザー。厳密にはスターシップに対して位置信号を送るバイザーのようで、スキャン(ロックオン)後にアームキャノンのデバイズでシップを遠隔操作している。使用方法はスキャンバイザーに酷似しており、特定のアイコンをスキャン(敵をスキャンすることもできる)するとその場所へのスターシップの着陸の許可やミサイルの発射などを行う。条件を満たさない場合はエラーメッセージが出て認証失敗となる。
サブアイテム 上記の箇所以外でサムスの能力を強化する。移動に関連するものが多い。

スクリューアタック
回転ジャンプに攻撃判定がつくアイテム。外見上の変化としては、ジャンプ中に電撃や衝撃波のようなエネルギーをまとって体が発光する(シリーズによってエフェクトのデザインは異なる)。非常に汎用性が高く、通常の敵ならば粉々に粉砕して一撃で倒すことができる。しかしあまりにも強力な能力であるため、手に入るのはほとんどシリーズにおいてゲームの終盤となる。『スーパー』と『フュージョン』、『ゼロミッション』では、ビームをチャージしながらの回転ジャンプでチャージアタックという似た効果を発揮できる。『フュージョン』では、相打ちにはなるがSA-Xにダメージを与えることができる。
『ダークエコーズ』『コラプション』のスクリューアタックは、水平方向へ短距離ならば2Dシリーズのスペースジャンプと同じように空中を移動できる。ほんのわずかなら横に軌道をずらすことも可能。また、他シリーズ同様に高い攻撃力を持ち上手く使えば硬い敵も簡単に倒すことができる。さらに、「キッククライムウォール」という摩擦力の高い壁で使うことにより、連続で壁を蹴って、通常では届かない高い場所へと行くことが可能。これらの作品では交流の証として贈呈されたものを入手する事になる。
また、スクリューアタックの稲妻のようなアイテムシンボルマークは、サムス自身のシンボルマークにもなっており、タイトルロゴや『大乱闘スマッシュブラザーズ』などでも使用されている。『ダークエコーズ』および『コラプション』では少しデザインが変更されている(公式からの理由説明はないが、恐らく、ダーク・ライトスーツ、ハザードシールドのシンボルマークと被る為と推測される)。
ハイジャンプ
通常より高くジャンプできるようになる(シリーズによって、1.5倍。もしくは2倍アップ)。シリーズによっては「ハイジャンプブーツ」と呼ばれる。
スペースジャンプ
空中ジャンプが可能になる能力で、回転ジャンプ中にタイミングよくボタンを押すことでもう一度浮き上がり、どんなに高い場所へも飛べるようになる。『スーパー』では回転ジャンプの上昇頂点でしか発動できずかなりシビアな操作が要求されたが、『フュージョン』からは回転ジャンプ中ならいつでも発動できるように改良されている。
『プライム』シリーズでも登場するが、2段ジャンプまでしか出来ない。1段目のジャンプ中か、崖から空中に落下している際に発動が可能。機能としては、スーツのブーツ部に装備されたエネルギー噴出装置で推力を生み出すという、ある種のロケットになっている。
パワーグリップ
崖のカドに掴まることができる。『ゼロミッション』のみに登場。『フュージョン』ではアイテムとしては登場しないが、最初からこの崖を掴める能力が備わっている(これは、フュージョンスーツはパーツの多くが切り取られている為、従来のスーツよりかなり軽量だからという設定の為である)。『コラプション』ではグラブレッジが設置されている時に、それに対してジャンプで突っ込んだ場合よじ登ることができる。
スピードブースター
『スーパー』以降の技アイテム。一定時間走り続けるとサムスの体が発光し、攻撃判定を持つ無敵状態での高速ダッシュが出来るようになる。スクリューアタックと同様に倒せる敵に触れた場合は一撃で粉砕し、この状態での突進でしか破壊できない障害物も存在する。ダッシュ中に回転ジャンプした場合は、失速か着地までの間スピードブースター使用判定が継続される。
この能力からさらにシャインスパークという技を発動させることができる(詳しくは後述)。また、シャインスパーク状態で坂にぶつかると高速ダッシュ状態に戻り、これを利用して移動する場所もある。
『スーパー』のステータス画面から、スーツの脚部に搭載された能力であることがわかる。
『アザーエム』では、発動直前に背中のブースターが点火する模写がある
グラップリングビーム
特殊な磁気ビームで、特定の場所に撃ち込むと、ぶら下がることができる。通常のビームと違い攻撃力はほとんどないが、この武器でダメージを与えられる敵ならば一撃で倒せる。また、特殊な磁場を纏っている生物に対して撃ち込み、ぶら下がる事も可能。さらに、『コラプション』では敵の装備する盾やゲートを塞ぐシールドなどに撃ち込み、引っぺがすという使い方や、レールのようなものに撃ち込んで移動するという使い方もある。他にも後述のグラップリングボルテージなどのようにエネルギーを伝達する機能も見られ、一部の敵では漏電しているところに撃ちこみサムスもろとも敵を感電させることも可能。
『スーパー』ではアームキャノンから撃っていたが、『プライム』シリーズでは左腕に装着された機械から発射する(なぜか、『プライム』では使用中、アームキャノンが使えない。『ダークエコーズ』で、その点は改善され、ロックオンはできないが、ぶら下がり中でもアームキャノンが使えるようになった)。『コラプション』ではその機械が小さくなったのか手の甲から発射している。これはサムスが手を振って発射するのと、リモコンを振って発射するのとを同じ動きにして臨場感を出すためと考えられる。
『コラプション』ではグラップリングビームの能力が三つに分割され、それぞれ別の能力として扱われている(英語は海外版の名称)。
グラップリングビーム (Grapple Lasso)
『コラプション』に登場。対象の物体にビームを打ち込んだ後、それを剥がす能力を持つ。敵の装備する盾やゲートを塞ぐシールドなどに撃ち込み、引き剥がすという使い方が可能。グラップルポイントが無い物体にも使用可能。
グラップリングスイング (Grapple Swing)
『コラプション』以外の作品の「グラップリングビーム」に相当するグラップリング拡張機能。グラップルポイントに打ち込んだ物体に対してぶら下がる事が可能。
グラップリングボルテージ (Grapple Voltage)
『コラプション』に登場。グラップリングポイントにビームを打ち込み、エネルギーを注入または吸収できる。注入時はエネルギーが徐々に減り、吸収時はエネルギーが徐々に回復する。エネルギー注入で装置の電源を供給したり、電力を吸収してセキュリティの電源を落とす…などと言った使い方がある。
グラビティブースト
『ダークエコーズ』に登場。水中の抵抗を無効化し、同時に水中の視界が鮮明になる。また、水中でジャンプボタンを押し続けると、廃部から水流を噴出させて一定時間の水中をゆっくり上昇する機能が追加される。
X-レイスコープ
『スーパー』に登場。隠された道や、壊せるブロックを透視できる。使用中に時間をとめる効果がある。全ての隠し通路、ブロックを発見できるわけではない。
敵にプラズマビームが重なっているときにスコープの機能のon/offを繰り返すと、敵の無敵時間が切れて連続ヒットするというバグがある。
おそらく『プライム』シリーズに登場するXレイバイザーの元ネタと思われる。
シップミサイル
『コラプション』に登場。ゲーム中のログを写さない。⇒ スターシップに搭載されるの極めて高威力なミサイル。特定の対象にコマンドバイザーでロックオンすると、シップから対象へのミサイル発射指示を送信できる。
モルジウム合金という極めて強固な物質を破壊できる。また敵をロックオンした場合はミサイルを空爆に使用し、ターゲットへの集中砲火やエリア一帯への掃射攻撃が可能だが、シップが進入可能なエリア(そのため必然的に野外となる)でしか行えない。
シップグラップリング
『コラプション』に登場。スターシップにグラップリングビーム機能を付加。特定の巨大な物体を運搬することができる。
ハンドガン(パラライザー)
『ゼロミッション』に登場。時間とともに自動でパワーが充填される短銃。最大パワーチャージ発射で敵を一定時間麻痺させる効果を持つ。また、モーフボール状態のボムで破壊可能なブロックを壊せ、ボムと同様にブロック破壊に必要な武器の判別も可能。
サムスが私的に所持していた護身用のビームハンドガンであり、スターシップ墜落でパワードスーツを失ったサムスがスペースパイレーツのマザーシップに潜入した時に使用した。あくまで緊急用の装備のため、戦闘武装したパイレーツに真っ向から太刀打ちできるものではなく、最大パワーでないと威力は皆無であり、敵にダメージを与えられないどころか麻痺させることもできない。チャージを無視すればかなりの高速連射は出来、障害物を破壊するのには適している。
なお、ハンドガンという名称は『ゼロミッション』のゲーム中におけるもので、任天堂ホームページで行われた開発スタッフに対する質問での回答ではパラライズガン、『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではパラライザーとなっており、名称が定まっていない。また、『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではプラズマウィップという鞭状のオリジナル武器に変形する機能を持ち、白兵戦用武器として使用できる。



ハイパーモード 「コラプション」に登場するPEDスーツの機能により攻撃力などを強化した状態。ダークサムスの攻撃を受けフェイゾン汚染を受けたサムスが、自らの体内でフェイゾンを生成して連邦の開発したPEDを使用することで「ハイパーモード」へと移行する。起動にはエネルギータンク一個(100エネルギー)をPEDに注入する必要がある。
ハイパーモード状態ではフェイゾンエネルギーのゲージが表示され、ビームなどフェイゾンを放出する攻撃を行うと減少する。基本的にこのゲージが無くなるまで攻撃が可能だが、完全に使い切る前にハイパーモードを解除すれば使わなかった分のエネルギーはそのまま戻ってエネルギーとして還元される。一定時間が経過すると安全装置が作動してゲージの量にかかわらずハイパーモードは強制終了される。
ハイパーモード時はビームやミサイルの破壊力が通常時とは比較にならないほど強力になり、さらに使用時は完全に無敵状態となりダメージを受けない。通常時では非常に硬く苦戦する敵でもハイパーモードの攻撃力で戦えばあっさりと倒せることも多く、無敵状態を使って激しい攻撃に耐えるのも有効と言える。ただし、エネルギーを100も減らしてしまうために計画性を持って使うことが大切である。
ゲームがある程度進行するとサムスの体内のフェイゾン汚染が進行し、自らの力でフェイゾンを制御できなくなる。この結果、ある程度ハイパーモードを起動させているとフェイゾンエネルギーが暴走してしまい、フェイゾンが少しずつ増えていく暴走状態になる。そして、増え続けてゲージが再び最大に達するとコラプションモードと呼ばれる状態になり、そのまま一定時間が経過するとサムスが完全にフェイゾンに汚染されダークサムスに意思を乗っ取られ、ゲームオーバーとなる。
これを防止するには最大にならないようにフェイゾンを放出して減らすか、最大になった後ならビームを連射するなどして素早くフェイゾンを排出する必要がある。また、暴走状態でダメージを受けることでもフェイゾンのゲージが増加する。
暴走状態ではハイパーモードを手動で終了させることができなくなってしまうが、時間経過すると強制終了となる点は通常ハイパーモードと同じである。一歩間違えば自滅を招く危険性を持つが、ゲージが増え続けるためより長くハイパーモードで戦闘を続けることもできる。
ハイパーモードは上記のような強力だがリスクの高い機能であり、「コラプション」ではハイパーモードを上手く使用することが戦闘を攻略する鍵となる。また、一部の敵はハイパーモードでしか倒せないものがおり、特にボスには多い。
ハイパーモード時の装備
ハイパービーム
ハイパーモード時のビーム。体内で生成したフェイゾンエネルギーをアームキャノンから、ビーム状にして放出する強力なビームで、チャージすると、フェイゾンエネルギーを大量に消費して、強力な継続型ビームを発射できる。
通常時のビームと比較して連射性能の高さをそのままに圧倒的な威力を持ち、フェイゾン生命体に対してさせ絶大な効果を持つ。スーパーメトロイドに登場する同名のビームとは関連性はなく、性質的には初代プライムのフェイゾンビームに近い。
ハイパーボール
ハイパーモード発動中、ボタンを押している間、モーフボールを中心に強力なフェイゾンエネルギーを継続して放電現象的に放出、接触する物にダメージを与える。なお、この能力がボムに取って代わるためボムは使用できない。
ハイパーミサイル
ハイパーモード時のミサイル。発射の際にミサイル1発とフェイゾンゲージを3割ほど消費。弾速が非常に高く威力も強力だが、ホーミング機能がない上に撃った後に少し隙ができるため、エネルギーや時間を気にしなければならないハイパーモード中に使いこなすのは難しい。
ハイパーボルテージ
グラップルポイントや敵にグラップリングビームを打ち込み、グラップリングビームを介して対象に自分のフェイゾンエネルギーを注入する。注入した分の自分のフェイゾンエネルギーは減少する。
他、機能に変化はないが、スクリューアタックなどはハイパーモード時に色が変化する。
回復アイテム、タンク類 [編集]
タンク類はサムスのエネルギーや武器の弾数の上限を上昇させる。多くのタンクは巧妙な位置に隠されており、全て発見することは非常に困難。タンクの種類やシリーズ、難易度によって増加数は異なる。『プライム』シリーズでは、回復アイテム類はビームをチャージすることで自身のもとへ引き寄せることができる。『アザーエム』では回復アイテム類が登場せず、同ハードモードでは更にタンク類も登場しない。

エネルギーボール
敵を倒す、あるいはコンテナを破壊することで出現し、サムス(パワードスーツ)が受けたダメージを回復するアイテムである。回復量にはいくつかの種類があり、現在、5、10、20、30、50、60、100の7種類が確認されている。放っておくと消滅する(これは敵を倒した際に出現するミサイル等に関しても同様)。『コラプション』でPEDスーツを入手すると名前がフェイゾンボール(惑星フェイザではアンチフェイゾンボール)となるが、名前と外観以外は変更が無い。
X
メトロイドの特性を受け継いでサムスがXを吸収できるようになり、登場する敵が全てXである『フュージョン』では、倒して擬態の解けたXが回復アイテムとなる。黄色と青のXはエネルギー(青のほうが、回復量が大きい)、緑のXはミサイルが回復する。赤色のXやコア-Xを吸収した場合は、エネルギーと武器が同時に、かつ大幅に回復する。青のXはバリアスーツを着用していないと逆にダメージを受ける。ある場所では特定の敵を倒すと、Xが他のキャラクターに擬態する。
エネルギータンク
エネルギーの上限を100増やすと共に、その上限までエネルギーを回復する。画面上の表示でエネルギー100につき、タンク一つである(一部作品のハードモードではこれより少なくなる)。
リザーブタンク
緊急用エネルギータンク。通常のエネルギータンクが満タンの時は、こちらに蓄積される。少しでも溜まっていれば、いつでも回復が可能(オート(自動)とマニュアル(手動)の切り替えができる)。エネルギータンクより多くエネルギーを貯蔵でき、量も調節できる。また、エネルギーが0パーセントになったとき、残量の分だけ自動的に回復する。『スーパー』で登場したが、通常のエネルギータンクと役割が変わらないためか以後の作品には登場しなかったが、『アザーエム』でコンセントレーションによる回復の量が増加するアイテムとして再登場した。
ミサイルタンク
一つ獲得するごとに、ミサイルの最高保有量が5発増加していく。『II』や『ハンターズ』では10発で、『フュージョン』や『ゼロミッション』のハードモードでは2発、『アザーエム』では1発。
スーパーミサイルタンク
スーパーミサイルの保有量を増加させる。スーパーミサイルが固有の武器として存在する『スーパー』と『ゼロミッション』のみのアイテム。
パワーボムタンク
パワーボム保有量を増加させる。『スーパー』では一個あたりの増加量は比較的多いが、その後のシリーズではほとんど増えない。
ビームアモタンク
『ダークエコーズ』、『ハンターズ』で登場。『ダークエコーズ』では、ライトアモ・ダークアモ共に50発、『ハンターズ』ではサブウェポンアモを30発増加させる。
シップミサイルタンク
『コラプション』に登場。シップミサイルの最高保有量が1発増加する。
エネルギーパーツ
『アザーエム』に登場。4つ集めるとエネルギーの上限値が100増える。ただしエネルギータンクと異なり最大値まで全快する効果は無い。
アクセルチャージ
『アザーエム』に登場。チャージビームのチャージ速度が上がる。
特殊なアクション [編集]
キッククライム
壁を蹴って上昇する技。壁蹴り、三角飛びなどの呼び名もある。本来はスペースジャンプなどが必要な場所でも、これを使うことで高い場所に行くことが可能。厳密には壁ではなく、垂直な場所なら一ブロック分のスペースでもキッククライムができる。『スーパー』と『ゼロミッション』では一面だけでのキッククライムができるが、『フュージョン』では慣性がつくために上昇するには二面の壁が必要となる。『スーパー』ではエテコーンという生物がこのテクニックを教えてくれる。
なお、水中でも壁けりの後壁に向かって一瞬キーを入力しその後反対に入力することで片面での壁けりが可能(これは『フュージョン』でも可能)。
『アザーエム』では前半から必須のアクションとなっており、一度発動してからは十字ボタンの方向変更を行わないでいることが連続発動の条件に変更されている。
無限ボムジャンプ
ボムジャンプで飛び上がった瞬間、地面からほんのわずか離れた地点にボムを設置し、落下時にそのボムで再び上昇しつつまた少し高い位置にボムを設置する…といったことを繰り返すことでキッククライム同様高い場所に到達することができる。『スーパー』や『フュージョン』では難度が高かったが、『ゼロミッション』ではかなりやりやすくなった。なお、ボムジャンプの方向がボムに対するサムスの位置で決まることを利用し、同じ事をして斜めに移動することもできる。
『プライム』シリーズでは連続して置けるボムは3つまでなので不可能だが、まず1つ目のボムを置き、それが爆発する瞬間に同じ位置に2つ目のボムを設置し、1つ目のボムでのジャンプの頂点に3つ目のボムを設置、そして2つ目と3つ目のボムでジャンプすることにより、ボール状態で通常より高くボムジャンプする二段ボムジャンプが使える。さらに高度なものでは、1つ目、2つ目のボムを使わずに消費した後、3つ目のボムを設置、さらにリロードされたボムを使った三段ボムジャンプも存在するが、これはマニアックなプレイヤーによる短時間クリアにのみ使われる。
丸まりブースト
ダッシュ中(スピードブースター発動中でも可)にダッシュジャンプし着地寸前で丸まることで速さを保ったまま転がることが出来る。
シャインスパーク
スピードブースターの発動中にしゃがむことでパワーをチャージし、その状態でジャンプを入力すると無敵状態のまま一直線に飛ぶ技。飛ぶ方向は上、右斜め上、左斜め上、左右の5方向。『スーパー』では斜めに発動することで壁をすべることが出来た。さらに『ゼロミッション』ではモーフボール状態でシャインスパークをするボールスパークが使えるようになっている(ただしハイジャンプも必要)。『スーパー』でのシャインスパークは飛んでいる間、エネルギーが減り続ける仕様(途中でエネルギーが30以下になると途中で止まる)だったが、『フュージョン』ではエネルギーを消費しないで飛ぶ事が可能になった。『フュージョン』からはシャインスパークの状態で斜面に突っ込むとそこから再びスピードブースターで走ることができるようになった。
『スーパー』にはシャインスパークを教えてくれるダチョラという生物が登場。エテコーンと共に、後に『フュージョン』に出てくる。また、ダークサムスはシャインスパークと似た突進攻撃を使用してくる。
『アザーエム』ではアイテム化。また動きも違う。
チャージアタック
ビームをチャージした状態で回転ジャンプすると、回転ジャンプに攻撃判定がつくようになる。このテクニックで攻撃するとチャージしたビームは元に戻る。一撃で倒せなかった場合はダメージを受けてしまう(倒せずにすり抜ける敵もいる)。『スーパー』以降に登場。
特殊効果
『スーパー』のみの技。ビーム一種類とチャージビームのみをセットし、武器選択でパワーボムを選んだ状態でビームをフルチャージするとパワーボムを消費して特殊なビームが発動する。また、同様にパワーボムを消費して自己回復する技も存在する。
ダイアモンドダスト
アイスビームを使用したもの。敵を凍らせる冷気がサムスの周囲を回転する。後の『フュージョン』の「ディフュージョンミサイル」の攻撃に似ている。
ステロイドベルト
ウェイブビームを使用したもの。サムスを中心に電撃の球体が斜め十字に交差し敵を攻撃する。全部当たるとボスも簡単に倒せる。
スターダストシャワー
スペイザーを使用したもの。サムスの周囲を一定時間ビームが回転し、最終的には降り注ぐ。
エメラルドスプラッシュ
プラズマビームを使用したもの。巨大なビームの球体がサムスに近づいたり離れたりしながら周囲の敵を攻撃する。プラズマビームのため、敵を貫通する。
クリスタルフラッシュ
リザーブタンクが空で、エネルギーが30以下の緊急時に発動可能な自己回復技。モーフボール状態で、